■着なくなった着物をお金にかえたい
■古い着物リサイクルしたい…
自宅に眠っている着物、ただしまい込んでおくだけでは、もったいないですよね。
処分方法って色々あって、どれがいいか迷いますし、処分して損をするのは避けたいものです。
実は着物を処分するときに損をしないポイントは3つあります。
まずは、その着物がどれくらいの価値があるのかを知り、自分にあった処分方法を選びましょう。
着物の処分方法は6つあります。
この記事を読めば、不要になった着物の処分方法それぞれのメリットデメリット・注意点がわかります。着物を処分して、こころと場所のスペースを確保しましょう!
不要になった着物の処分!損をしないための詳細ガイド
着物の処分で損をしないポイントは3つです。
- 着物の価値を知る
- 自分にあった処分方法を選ぶ
- 着物の状態をチェックする
着物の価値を知る
不用になった着物を処分する前に、その価値を正しく理解することが大切です。
最初は家族で評価できる人に相談してみるのも良いですが、「プロにお願いしたい」と考えるかたも多いでしょう。古い着物でも意外と高価な価値を持っていることがありますし、逆に新しいけれど価値の低い着物も存在します。
市場価値を知るためには、専門の鑑定士に依頼してもいいでしょう。
鑑定士は素材、染料、織りの種類、状態などをもとに着物の価値を判断します。
自分にあった処分の方法を選ぶ
着物の状態がわかったら、次に考えるのは処分の方法です。処分先は6つあります。
処分前の着物の状態チェック
処分を考える前に、着物の状態をしっかりとチェックすることが大切です。
- シミ
- 虫食い
- ほつれ
- カビ
シミや虫食い、ほつれがあると価値が大きく下がることもありますので、まずは状態を把握しましょう。状態の良い着物は、高い評価を受けやすく、処分の選択肢も広がります。
着物専門の買い取り業者
家族に着物を評価できる人がいないときは、着物専門の買い取り業者であれば、専門知識を持った評価者による判断で安心感を得られます。ただし、利用するときには、業者の信頼性や取り引き条件など、注意点があります。
買い取り業者のメリット
- 簡単に現金化できる
- 出張買い取りや宅配買い取りがある
着物の買い取りサービスを利用すれば、自宅に眠っている着物をかんたんかつ効率的に現金化することができます。
出張買取や宅配買取を行っている業者もあり、忙しいかたや遠方に住んでいるかたにも便利です。
買い取り業者のデメリット
- 買い取りの着物の条件が厳しい
- 思っていた買い取り金額に届かないこともある
着物専門の買い取り業者では買い取る着物の条件が厳しいことが多いです。使用感が少ない高品質な物であれば、期待した価格では買い取ってもらえますが、なかなか難しいところです。
だいたいの場合、持ち主が思っていた高価買い取りとはならず、持ち主にとって不満が残る結果となることがあります。
着物の買い取りサービスを利用するときの注意点
着物の買い取りサービスを利用するときには、3つの注意点があります。
- 業者選びは慎重に:口コミやレビューをチェック
- 着物の状態をチェックしておく:虫食いやシミ・汚れの確認
- 買い取り価格に不満がある→ほかの業者で再査定してもらう
買い取り業者選びは慎重にしましょう。信頼できる業者かどうかは口コミや評判をチェックします。
査定前には着物の保管状態を整え、汚れやシミがないか、虫食いがないかを確認することが大切です。
買い取り価格に不満があるときには、無理に売却せずにほかの業者への相見積もりも検討しましょう。
買い取り相場はいくらくらい??
同じような条件の着物がどれくらいの販売価格か調べてみましょう。中古の販売価格に対して、買い取り価格は平均で3割以下と言われていますので、中古の売値から買い取り価格を推測できます。
買取価格は売値に対して、おおざっぱに平均すると3割以下だと思われます。これ以上で買取をすると利益にならず、中古品買取業者全体が成り立たなくなってしまいます。逆に1割で買い取ろうとしても、売り手が売ってくれない可能性もあることから3割程度に落ち着くのではないかと考えられます。https://www.kaitori-daikichi.jp/column/post-22729/
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リサイクルショップ
リサイクルショップのメリット・デメリットは下記になります。
リサイクルショップに着物を売るメリット
- その場に持ち込む手軽さ
- 速やかに現金化できる
着物をリサイクルショップに売るメリットは、手軽さと即時性にあります。自宅に眠っている着物を直接店舗に持ち込むことで、その場で査定してもらい、速やかに現金化が可能です。
リサイクルショップに着物を売るデメリット
- 店舗により、着物の査定ができるスタッフが常駐していない場合もある
- 着物買い取りの専門業者よりも、買い取り価格が低めのこともある
店舗によっては着物の査定ができるスタッフが常駐していない場合もあり、適切な価格での買い取りができないこともあります。そのため、どの店舗に持ち込むか選ぶときに、事前に専門スタッフがいるか問いあわせが必要です。
これは、リサイクルショップが多くのアイテムを扱うため、着物の知識や評価基準が異なるからです。
さらに、一般的にリサイクルショップの買い取り価格は、専門的な買い取り業者に比べて低めであることも。
リサイクルショップへの着物の売却時の注意点
着物をリサイクルショップに売るときの注意点は2つあります。
- 着物にシワがないように整える
- どの種類の着物を買い取りしているか問いあわせる
着物の状態を良く保ち、シワがないように整えておくことが大切です。持ち込む前に、店がどのような着物を求めているか、事前に問いあわせすると良いでしょう。
ネットオークションやフリマアプリ
ネットオークションやフリマアプリでも着物は人気が高いです。ネットオークション・フリマアプリに出品するときの注意点は下記になります。
ネットオークション・フリマアプリのメリット
ネットオークションやフリマアプリを利用して着物を出品するメリットは4つです。
- 買い手希望が全国に広がる
- 自分で商品説明を書けるので、自分が思う着物の特徴や想いの物語りをアピールできる
- 価格設定が自由
- 出品から取り引き完了までほぼ自宅で作業できる。外出は商品の発送時だけ
全国どこからでもアクセス可能なため、幅広い層の買い手がいます。これにより、特定の希少価値をもつ着物が高価で取り引きされるチャンスがあります。
また、自分で写真を撮影し、商品説明を自由に書けるため、着物の特徴や着物の物語りをアピールできる点も魅力の一つです。これにより、着物に理解がある人ほど高く評価してくれる可能性が高まります。
さらに、価格設定を自由に行えることも大きなメリットです。自分で価格を設定することで、納得のいく取引が期待できます。そして、出品から取引完了までほぼ自宅で手続きが完結します。外出は商品の発送時だけなので、時間や労力を節約できます。
ネットオークション・フリマアプリのデメリット
ネットオークション・フリマアプリのデメリットは以下の4つです。
- 買い手がどんな人かわからない
- 買い手が実際に手にとって確認できないので、クレームにつながりやすい
- 価格競争に巻きこまれる
- 売れ残るリスクがある
ネットオークション・フリマアプリではどんな人かプロフィールの情報だけではわかりません。もしかしたら相手が業者で値下げを要求してくるかもしれません。
商品の説明が、素人である自分たちが書いたり写真を撮るため、不確かになりがちです。相手も実際に着物を手にとって確認できないことがネックとなります。「説明文になかった」「写真と違う」など、クレームとなることもありえます。
さらに、価格競争が激しくなることが多く、思ったよりも安い価格でしか売れないこともあります。
売れ残りのリスクも考えられます。人気がないデザインや状態があまり良くない着物は、なかなか売れないことが多く、長期間在庫として持ち続ける必要が出てくるかもしれません。
ネットオークション・フリマアプリへの出品時の注意点
着物のような価値あるアイテムを扱うときには注意が必要です。
- 商品説明・着物への想いをしっかり書く
- 写真をたくさん撮る
- 生地の種類
- 柄の説明
- 状態(虫食い・シミ・ほつれ)を公表する
- 保管方法はどうか書く
ネットオークション・フリマアプリにおいて大切なのは、商品説明を詳しく書くことです。
着物の場合は、生地の種類、柄、状態、保管方法、着物への想いなどを細かく記述することが必須です。シミやほつれなどの状態についてもきちんと公表することが大切です。
見逃せない梱包と配送のポイント
梱包と配送にもポイントがあります。
- たたむ回数は少なめに→シワや折り目が増えてしまう
- 着物をビニール袋にいれ、水濡れ予防をする
- ビニール袋をさらに紙袋やダンボールなどに入れる
配送はオンライン売買の最終段階ですが、ここでトラブルが発生すると全ての努力が水の泡です。配送にあたっては、商品が損傷しないようにていねいな梱包をし、発送時には追跡可能な方法を選びましょう。
団体などへ寄付する
着物の寄付のメリットとデメリットは以下になります。
着物を寄付する先
着物を寄付する場所としては、非営利団体、地域の劇団、アートプロジェクトなどがあります。寄付する場所を選ぶときには、その団体が着物をどのように使うか前もって確認しましょう。
着物を活用してくれる団体に寄付すれば、日本の伝統文化の普及に貢献できる魅力があります。
着物寄付のメリット
- 心理的に満足感がえられる
- 文化を後世に伝えられる
着物を寄付するメリットは、心温まる方法として自己満足につながります。文化的な価値を持つ着物を、需要のある場所に寄付することで、その文化を後世に伝える手助けができるという点で、大きな喜びを感じられます。
着物寄付のデメリット
- 寄付先を探すのが難しい
- 手続きが煩雑
- 輸送費が自己負担になる
- 着物の種類や状態では、受けいれてもらえない
着物を寄付するときのデメリットは、寄付を受けている団体が限られているため、適切な寄付先を見つけることが難しいときがあります。
見つけても手続きが複雑であったり、寄付先までの輸送費がかかることもありますので、事前にしっかりと調べることが必要です。
また、寄付する着物の種類や状態によっては、寄付を受けいれてもらえないこともありますので注意が必要です。
着物を寄付するときの注意点
- 着物の状態を先方につたえる
寄付する前に、着物を適切に管理・保管しているか、着物の状態をしっかりとチェックし、先方に伝えることが大切です。
リメイクする
着物をリメイクするメリット・デメリットは以下になります。
着物リメイクのメリット
- 一点もののアイテム
- 環境にやさしい選択
着物を新しいスタイルの服や小物に生まれ変わらせることで、一点もののアイテムになります。また、着物の生地はじょうぶで長持ちするため、環境にやさしい選択になります。
着物リメイクのデメリット
- シルクは縫製が難しい
- 技術と知識が必要
- 生地が古いと劣化している
着物の生地は扱いが難しく、特にシルクは縫製が難しいことがあります。リメイクするためには技術や知識が必要とされ、初心者が手を出しにくいです。また、生地が古いと劣化していることもあり、思い通りにリメイクができないこともあります。
着物リメイクの注意点
初心者がやみくもにリメイクをしても失敗する確率が高くなってしまいます。まずは本を参考にして、自分にできそうだったら挑戦してみましょう。下記の本を参考にしてみてください。
着物リメイクとは気づかないような手作りバックが載ってます。
全てに解説動画があります!
着物は生地として大きいので、ほどかないのは助かります…!
家族・友人に譲る
古い着物を家族や友人に譲るメリット・デメリットは以下になります。
メリット:絆を深めるきっかけになる
- 思い出が受け継がれる
- 絆を深めるきっかけになる
古い着物は単なる衣服以上の価値をもちます。それは、過去の記憶や特別な瞬間を象徴するものであり、これを家族や友人に譲ることで、その思い出が新たな手によって受け継がれます。
例えば、祖母から母へ、母から娘へと続く着物は、家族の歴史を織り交ぜながら絆を強めます。
また、友人同士で着物を共有すれば、関係が深まります。
着物を通じて人々をつなぐ力があり、絆を深めるきっかけとなります
デメリット:期待と実際のギャップ
着物を友人・家族に譲るデメリットは2つあります。
- 受け取る側の期待と、実際の着物の状態にギャップがある
- 受け取った着物のサイズがあわない、柄が趣味ではない可能性がある
受け取る側の期待と実際の着物の状態との間にギャップがあることです。着物は特に保管状態が大切で、長期間適切に管理されていないと虫食いやしみ・色褪せが生じることがあります。
また、受けとった着物のサイズやスタイルが本人の趣味とあわない場合、それが無用のものとなってしまう可能性もあります。
着物を譲る注意点
着物を譲るときは、受けとる側のニーズや条件を聞き取り、受け取る側の希望する着物にあっているかどうか確認しましょう。
着物を処分するのメリット
処分することで得られるこころと経済的なメリットは大きいです。物理的なスペースだけでなく、心理的なスペースも新たに生まれ、生活全体がポジティブへ向かうでしょう。
処分した後の心理的側面
- こころの整理が進む
- 心理的な負担が軽くなる
多くの人が着物に思い出や感情をもち、その処分はかんたんな決断ではありません。
しかし、処分を決断することで、こころの中での「整理」が進み、新たなものごとに対するこころの準備が整います。
処分後には、スペースが確保されるだけでなく、心理的な負担が軽くなったと感じる人が多いです。
未来へと進むための大きな一歩です
経済的にメリットがある
- 経済的にメリットがある
- 保管にかかるコストを削減できる
着物を処分することによる経済的メリットも見逃せません。オークションサイトや専門店を利用することで、適正価格での売却が期待できます。
また、不要な着物を処分することで、保管にかかるコストを削減でき、経済的な負担を減らせます。
財政的な余裕が生まれ、資金を新たな投資や趣味につかえますね!
着物の処分は前向きな一歩
着物の処分を考えるとき、多くのかたが着物の価値を正しく評価できる人がいないために悩みます。
処分のときに損をしたくないと思うものです。そのため、専門の知識を持つプロに査定をお願いすることはとても有効です。
- 着物の価値を知る
- 自分にあった処分方法を選ぶ
- 着物の状態をチェックする
各手段にはそれぞれのメリット・デメリットと注意すべきポイントがありますが、最終的な選択はみなさんそれぞれの状況や価値観によって異なります。
- 着物専門の買い取り業者
- リサイクルショップ
- オークション、フリマアプリ
- 寄付をする
- リメイク
- 家族・友人に譲る
着物の処分は、ただ物を減らす以上の意味を持ちます。こころが軽くなり、経済的な利益や環境への貢献も期待できます。希望を持って一歩踏み出せば、新たな可能性が見えてきます。納得のいく着物処分をして、新しい生活を送りましょう!
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